AppleInsiderスタッフ
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ポーク郡保安官グレイディ・ジャッド。Fox 13経由
フロリダ州のある田舎の郡の保安官が、犯罪捜査でiPhoneの暗号化を解除することに反対するAppleの強硬姿勢を認めれば、最高経営責任者(CEO)のティム・クック氏が刑務所行きになる可能性がある。
FOX 13によると、ポーク郡保安官のグレイディ・ジャッド氏は「携帯電話へのアクセスに問題が生じたら、まずAppleに裁判所命令を求めるつもりだ。もし却下されたら、AppleのCEOを刑務所に送り込むつもりだ」と述べた。「この悪党は刑務所に送り込む」
「『連邦判事や州判事の言うことを聞かない。我々は法を超越している』というビジネスモデルは作れない」とジャッド氏は付け加えた。「アップルのCEOは、自分が法を超越しているわけではないこと、そしてアメリカ国内の誰もそうではないことを認識する必要がある」
ジャッド氏がそのような脅しを具体的にどのように実行するかは不明だ。クック氏はカリフォルニア州に住んでおり、ポーク郡に足を踏み入れる可能性は低いことに加え、彼の前には強力な法的防御壁がある。
保安官の発言は、ある事件の記者会見中になされた。容疑者たちは、男性を暴行し、性的暴行を加え、殺害した罪で起訴されている。容疑者たちは、犯行の様子を写真に撮り、それを他人に見せていた。その後、容疑者たちは警察に携帯電話のパスコードを提供した。