Siriは3月に中国語、日本語、ロシア語のサポートを開始すると噂されている

Siriは3月に中国語、日本語、ロシア語のサポートを開始すると噂されている

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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同社の音声アシスタント「Siri」の中国語版に取り組んでいるとされるアップルのソフトウェアエンジニアは、3月に中国語、日本語、ロシア語のサポートが追加され、ローカライズされたナビゲーションおよび情報サービスも提供される予定だと語った。

中国のテクノロジーブログDoNewsの情報源は水曜日、Siriの中国語版の内部テスト(機械翻訳)がすでに進行中で、来月のサービス開始時には北京語を「理解」し「話す」ことができるようになるが、広東語を話す中国人ユーザーは将来のアップデートを待つ必要があると主張した。

Siriの新しい言語サポートは、中国本土に住む約14億人のうち、北京語を話す約8億5000万人に対応することになるが、同国の公用語の別の方言か広東語を話す香港と台湾の3000万人以上の住民は対象外となる。

興味深いことに、情報筋は、Siri がローカライズされた情報や道順も提供できるようになると主張しているが、この機能はこれまで米国のユーザー向けに提供されていた。

日本とロシアのサポートも3月に開始される予定と言われているが、詳細は不明で、これらの国でもローカライズされた情報やナビゲーションサービスが含まれるかどうかは不明だ。

このニュースは、Siriの中国語版が3月に発売されると予想した以前の報道と一致しており、もしこれが本当なら、中国ですでに高いiPhone 4Sの需要をさらに高めることに繋がるだろう。

Apple ChinaのiPhone 4Sページに、まもなくSiriが追加されるかもしれない。| 出典: Apple

Siriは2011年10月にiPhone 4Sと同時に発表されて以来、英語、フランス語、ドイツ語のみに対応しているが、Appleは2012年には中国語、日本語、韓国語、イタリア語、スペイン語もサポートすると約束している。

12月の報道によると、Appleは「iPhone向けのAppleの新しいパーソナルアシスタント技術であるSiriやその他のクラウドベースのサービスに新しい言語を導入する」ことになる「言語技術エンジニア」の募集広告で、Siriの言語ベースの構築を検討していることが明らかになった。