インテルはアップルを攻撃した後、MacBook Proを使って自社のチップを宣伝している

インテルはアップルを攻撃した後、MacBook Proを使って自社のチップを宣伝している

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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クレジット: Intel/Getty Images

AppleとそのMacに対するキャンペーンの最中、IntelはMacBook Proの画像を使って新しい第11世代Core i7プロセッサを宣伝しているようだ。

IntelはRedditのプロモーション投稿で、Intel Core i7-1185G7チップを「薄型軽量ノートPC向けとしては世界最高のプロセッサ」と宣伝しました。このチップは、Intelの最新の第11世代Tiger Lakeプロセッサフ​​ァミリーの一部です。

興味深いのは、この広告で15インチMacBook Proまたは16インチMacBook Proと思われるモデルを使用している人物の画像が使われていることです。Intel Core i7-1185G7は、現在発売されているAppleのポータブルMacには搭載されていません。

もう少し詳しく調べてみると、この広告写真はゲッティイメージズのストックフォトで、「ノートパソコンでコンピューターゲームをプレイしている男性」を写したもののようです。Appleロゴを不器用に消そうとしているにもかかわらず、I/O構成とTouch Barから判断すると、写真に写っているデバイスは明らかにMacBook Proです。モデルのヘッドフォンも明らかにBeats by Dre製です。

顧客がインテルの第 11 世代を搭載した MacBook を購入できないという事実に加えて、Apple は Mac のラインナップをインテル x86 プロセッサーから独自の Apple Silicon チップに移行している最中です。

AppleのM1は、多くの見解によれば、現在市場に出回っているほぼすべてのx86チップ(Intel Core i7-1185G7を含む)を凌駕しています。言い換えれば、キャッチフレーズとイメージの組み合わせは確かに正確かもしれませんが、Intelにとって有利とは言えません。

さらに面白いのは、この広告がAppleのM1チップに対するIntelの攻撃キャンペーンの真っ最中に展開されているという事実だ。Intelはこれまで、Apple Silicon搭載Macと、それを設計する「ライフスタイルカンパニー」を批判する広告を展開してきた。

インテルの広告は、単なるマーケティング上の見落とし、あるいは怠慢の産物に過ぎないだろう。しかし、自社のチップの見栄えを良くするどころか、この失態は何よりも恥ずべきものだ。