Android版から2年後、iOS版GboardにGoogle翻訳のサポートが追加

Android版から2年後、iOS版GboardにGoogle翻訳のサポートが追加

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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Google は、iOS 向けのサードパーティ製キーボードである Gboard をアップデートし、Google 翻訳を利用してキーボード自体から直接別の言語でテキストを書き込む機能を追加しました。これにより、ユーザーは別の Google 翻訳アプリやウェブサイト バージョンにアクセスする必要がなくなります。

Google の iOS 向け Gboard の最新版はバージョン 1.41.0 にアップデートされ、翻訳機能が追加されました。リリースノートには、「Google 翻訳でサポートされているすべての言語」を使用する、と記載されています。現在、Google 翻訳は 100 以上の言語をサポートしており、必要に応じてキーボードで各言語間の翻訳が可能です。

翻訳オプションはキーボードの候補バーに表示されるか、画面上のGoogleボタンを選択することでも選択できます。キーボードは手動で言語を検出しようとしますが、ユーザーは翻訳元または翻訳元を手動で選択することもできます。

Google翻訳のサポートはiOS版に追加されたばかりですが、Android版キーボードでは以前から利用可能でした。Androidユーザーは2017年3月にこの機能を初めて利用できるようになりました。同時に、GIFと絵文字の候補表示や音声入力の改善も行われました。

Google翻訳は、ここ数ヶ月でGboardに追加された唯一の言語サポートではありません。最新のアップデートには、アルバニア語、ラオス語、モンゴル語、タイ語、クメール語のサポートが含まれています。その他にも、「GIF作成」機能の新しいカメラエフェクト、キー入力時の触覚フィードバックの有効化、アプリ全体のサイズを縮小するためのアセットの最適化などの機能が追加されています。

2016年に導入されたGboardは、キーボードからGoogleが提供する様々なサービスへのアクセスを提供します。検索や翻訳に加え、YouTubeの検索、Googleマップの起動、連絡先の検索、Googleアシスタントの呼び出しなど、様々なタスクが可能です。