ウィリアム・ギャラガー
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AppleのiPhone 15
投資会社レッドバーン・アトランティックは、アナリストが目標価格200ドルを維持しているにもかかわらず、アップルの格付けを引き下げた最新の企業となった。
バークレイズがiPhone 16には魅力的な機能がないと予想したことを受け、パイパー・サンドラーも需要減退への懸念からアップルの格付けを引き下げた。レッドバーン・アトランティックは、2024年1月にアップルの格付けを引き下げた3社目の投資会社となった。
Seeking Alphaによると、アナリストのジェームズ・コードウェル氏は、目標株価を200ドルに据え置いたものの、Appleの投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。コードウェル氏は、iPhoneの売上は2024年にかけて再び増加すると予測しているものの、1-3月期は低迷する可能性があり、今後数年間は「上昇余地は少ない」と指摘している。
コードウェル氏は、欧州連合(EU)などの規制強化についても懸念を示しており、これがApp Storeの収益、ひいてはAppleの収益性に影響を与える可能性があると予測している。
彼はまた、アップルの株価収益率が長期間にわたり初めてナイキを上回ったことにも言及している。これに基づき、彼はアップルの評価額がいわゆる「フル」であり、もはや成長の余地がないと結論付けている。
アップルの株価は格下げを受けて、市場前取引で小幅下落した。同社はレッドバーンの報道についてコメントしておらず、今後もコメントする予定はない。