AppleInsiderスタッフ
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より協調的で公的な「グリーン化」の取り組みの一環として、アップルはNVエナジーの元副社長ボビー・ホリス氏を同社の上級再生可能エネルギーマネージャーに任命した。
ホリス氏のLinkedInページで確認されたこの採用は、正確な日付は不明だが、4月初旬に行われた模様だ。太陽光発電協会(SEPA)の研究ディレクター、マイク・テイラー氏によると、アップルの新エネルギー担当ディレクターは、NVEを退社してからアップルに入社するまでの間、SEPAの取締役を務めていたという。
ホリス氏がアップルで具体的にどのような業務に携わるのかは不明だが、同社のグローバルエネルギープログラムリーダーであるマイク・ペトウホフ氏、あるいは環境事業責任者のリサ・ジャクソン氏に報告することになるかもしれない。アップルは最近、データセンターと本社ビルで消費されるエネルギーの94%が、太陽光発電やバイオガス発電機などの再生可能エネルギー源から供給されていると発表した。
Appleは4月に「Better」と名付けられた新キャンペーンを開始し、環境保護への取り組みを本格化させました。この取り組みの幕開けとなったのは、CEOのティム・クックがナレーションを務め、Appleが現在および将来、自社と世界の両方に向けて目指す環境への取り組みを概説するコマーシャルです。
この広告はアースデイの前日に、アップルの再生可能エネルギーとリサイクルプログラムの詳細を記したジャクソン氏からの手紙を掲載した、環境責任に関するリニューアルされたミニサイトとともに公開された。
ジャクソン氏はNBCの番組「Today」の司会者を務め、ノースカロライナ州メイデンにあるAppleのiCloudデータセンター施設を案内しました。メインサーバー棟の内部も見学することができ、貴重な機会となりました。メイデンでは、太陽光発電とバイオガス発電所による再生可能エネルギーが、必要な電力の100%を賄っています。
アースデイへの支援を示すため、世界中のApple StoreではAppleロゴの葉の部分を緑色に変更しました。また、従業員には変更されたロゴが入った特別な緑色のTシャツとIDカードが配布されました。