アップル、タイム誌の2022年最も影響力のある企業リストに大企業として選出

アップル、タイム誌の2022年最も影響力のある企業リストに大企業として選出

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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クレジット: Laurenz Heymann/Unsplash

Appleは再びタイム誌の2022年最も影響力のある企業100社リストに選ばれ、同誌はAppleを影響力のあるプライバシー機能でその力を誇示する「巨人」と評した。

タイム誌は、アップルが2022年を通じて「力を発揮」していたと述べ、iPhoneメーカーの業績の説明は、App Tracking Transparency(ATT)などの同社のプライバシー機能に焦点を当てていた。

同誌は、ATT機能をAppleがプライバシー保護の勝利として売り出した「画期的な一歩」と評した。また、多くのユーザーが他のアプリやウェブサイトでの追跡をオプトアウトしているようだと付け加えた。

「多くの反監視活動家はこの動きを歓迎したが、一方で、これはAppleの巨大な力を浮き彫りにするものだと主張する者もいた」とタイム誌は記している。「そして、変更後の決算発表で、MetaやSnapといった広告依存型の巨大テック企業は、Appleの動きが数百億ドルの損失をもたらした『逆風』の原因だと非難した。」

FacebookやSnapchatといった広告依存型の企業は、ATT機能の導入以来、収益への影響を警告してきました。2021年10月には、Appleのプライバシー機能によってソーシャルメディア企業の収益は合計100億ドル減少したと推定されていました。

広告業界の専門家の中には、iOS 15で導入された「メールを非表示」や「プライベートリレー」などの機能が広告収入にさらなる影響を与える可能性があると懸念する者もいる。

タイム誌のリストの「巨大企業」カテゴリーに含まれる他の企業には、フォード、IBM、マイクロソフト、アルファベット、ファイザー、ネットフリックス、ディズニー、アマゾンなどがある。

アップルがタイム誌の「最も影響力のある企業」リストに選ばれたのは今回が初めてではない。2021年にもランクインしている。当時、アップルは「リーダー」に選ばれ、タイム誌は新型コロナウイルスのパンデミック中の同社の並外れた成長と記録破りの四半期業績に焦点を当てて評価した。