サム・オリバー
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ブラックベリーが従業員の40%削減計画を発表してから1週間も経たないうちに、アップルはカナダにある同社の本社近くで採用活動を行った。
フィナンシャル・ポスト紙によると、アップルは9月26日、オンタリオ州ウォータールーで新人採用イベントを開催したという。イベントへの招待状は、就職に特化したソーシャルネットワーキングサイト「LinkedIn」を通じて、アップルからブラックベリーの従業員に送られたと報じられている。
アップルは、この通知の中で、採用候補者に対し、募集職種の大半はカリフォルニア州クパチーノにある本社を拠点とすることを通知した。また、採用候補者には移民支援と移転費用を補償することを約束した。
そのわずか6日前、つまりAppleがiPhone 5sとiPhone 5cを発売したその日に、BlackBerryは従業員の40%を解雇すると発表した。その数日後、BlackBerryはトロントの持株会社による47億ドルの買収に合意したことを明らかにした。
BlackBerryから有能な人材を獲得しようとしているのはAppleだけではなく、その数日後にはIntelも採用フェアを開催したと報じられている。
かつてモバイル生産性の代名詞とほぼ同義だったBlackBerryは、AppleのiPhoneやGoogleのAndroid OSを搭載した他のデバイスとの競争の台頭への対応が遅れました。ピークから数年の間に、BlackBerry(旧Research in Motion)は市場シェアと売上高の両面で急落しました。