ニール・ヒューズ
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Verizon のアクティベーション統計によると、iPhone 5 の発売前は iPhone 4S と iPhone 4 の売上が比較的好調だったことが示されており、Apple の 9 月四半期は予想よりも好調になる可能性があることを示唆している。
パイパー・ジャフレーのジーン・マンスター氏は、ベライゾンが9月四半期にアクティベートしたiPhoneの台数が310万台に達し、前年同期比で15%増加したと指摘した。アップル自身の9月四半期については、マンスター氏はiPhoneの総販売台数が前四半期比で4%減少すると予測している。
当四半期にVerizonがアクティベートした310万台のiPhoneのうち、65万台は3ヶ月末に発売されたばかりのiPhone 5でした。つまり、Verizonがアクティベートした残りの250万台はiPhone 4SとiPhone 4だったことになります。
「ベライゾンのiPhone販売台数は、旧型iPhoneの落ち込みが当初の予想ほど劇的ではなかった可能性を示唆している」と、マンスター氏は投資家向けメモに記した。「ベライゾンの報告によると、iPhone 5以外の機種の売上は前四半期比9%減だったようだ。一方、アップルの売上は、iPhone 5を待つ顧客の影響で、前四半期比35%減と現在予測している。」
マンスター氏は、アップルが9月四半期に2500万台のiPhone販売台数を報告するだろうと予測しており、ベライゾンの収益報告を受けて同氏はその数字に「徐々に自信を深めている」という。
ウェルズ・ファーゴ証券のメイナード・ウム氏も、9月期のiPhone販売台数を2,550万台と予想している。同氏によると、ベライゾンの発表によると、同キャリアのiPhone販売台数は全体の約12%を占める見込みだという。
「過去3四半期のアクティベーション率は9.1%~11.6%という歴史的なレンジを考慮すれば、ベライゾンのアクティベーション数は当社の予測を裏付けており、実際には上振れの可能性を示唆していると考えています」とウム氏は記している。「ベライゾンはまた、iPhone 4と4Sの価格引き下げが、これまでベライゾンのネットワークを利用していなかった顧客を引き付けるのに役立ったと指摘しています。また、スマートフォンの大部分は補助金付きではあるものの、無制限プランを維持するために定価でスマートフォンを購入した顧客もいたと付け加えています。」
ベライゾンの最大のライバルであるAT&Tは、来週水曜日の決算発表で、自社の四半期iPhone販売台数を発表する。9月四半期のiPhone販売台数(四半期最終週に販売されたiPhone 5を含む)は、翌日の10月25日にAppleが決算発表を行う際に明らかになる。