iOS 11の内側:片手用キーボードは大型スマートフォンに対応、iPadにはない

iOS 11の内側:片手用キーボードは大型スマートフォンに対応、iPadにはない

Mike Wuertheleのプロフィール写真マイク・ワーテル

· 1分で読めます

今秋のiOS 11のリリース以降、iPhoneユーザーは特別な片手用キーボードを呼び出すオプションを利用できるようになるため、特に大きな画面での入力が簡単になります。

iPhone を縦向きにすると、他のキーボードと同様に、絵文字ボタンまたは地球儀ボタンを押し続けるだけでキーボード セレクターが表示されます。

利用可能なキーボードのリストの下には、方向アイコンがあります。これらをタップすると、キーボードが圧縮されて左右に寄せたり、全幅に拡大されて中央に戻ったりします。

iPhone、特にiPhone 7 Plusを両手で持つことに慣れているユーザーは、左向きまたは右向きのキーボードでの操作に慣れるには、指1本で操作することになるので、少し練習が必要かもしれません。しかし、片手で操作できることは、アクセシビリティの観点からも、また、テキスト入力に手がふさがっている他の用途においてもプラスになります。

Xcode のコード スニペットは 2016 年 10 月に発見されました。「iOS シミュレーター」には、iOS 8 にまで遡る同様の実装があることがわかりました。

片手キーボードは当初、キーボードの端から左右にスワイプしてキーを左右に動かすことで有効になるよう設計されていたようです。しかし、Appleはある時点でスワイプ操作を廃止したようで、前述のように絵文字/地球儀ボタンを長押ししてキーボードセレクターを呼び出す必要が生じました。

詳細については、AppleInsider の継続中の Inside iOS 11 シリーズをご覧ください。