AppleInsiderスタッフ
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BeatsヘッドフォンとApple iPhone。写真:MJ Rodriguez
アップルは火曜日に四半期決算の電話会議を開き、9カ月前に会計年度が始まって以来、29件の買収を行ったが、その多くは未公表のままであることが明らかになった。
アップルのティム・クックCEOは、2014年度が始まった昨年以降、29社を買収したと述べた。具体的な事業内容については明らかにしなかったが、ビーツ・エレクトロニクス、マイクロLEDメーカーのLuxVue、そしてソーシャル検索スタートアップのSpotsetterを買収したことは知られている。
また、アップルが29件の買収に支払った金額も不明だが、四半期末までに完了するとみられるビーツの買収は30億ドルで同社史上最高額となる。
一方、ビーツに関しては、クック氏は今回の買収によって「アップルで素晴らしい成果を上げられると私たちが考える非常に稀有な才能の集団と、イヤホン・ヘッドホン分野で急成長を遂げる事業」がもたらされたと述べた。
2014年のその他の買収対象には、開発会社SnappyLabs、TestFlightメーカーBurstly、メモ取りモバイルアプリ開発会社Catchなどが含まれている。
ナビゲーション分野では、AppleはBroadMap、交通データ会社Embark、HopStop、Locationary、そして「屋内GPS」会社WiFiSlamを買収した。
アップルはまた、3Dセンサー企業のPrimeSenseと音声認識技術企業のNovaurisも買収した。
クック氏は、アップルは戦略的な買収を行う能力を有しているものの、資金を無駄にするようなことはしないと改めて強調した。買収は綿密に検討されており、アップルが優れた製品を開発する上で貢献できる企業を選定していると述べた。