ティム・クック氏らテック企業のCEOに対する反トラスト法聴聞会が正式に延期

ティム・クック氏らテック企業のCEOに対する反トラスト法聴聞会が正式に延期

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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議会でのティム・クック氏。

米下院司法委員会は、アップルのティム・クックCEOなど大手IT企業の幹部らが出席する予定だった独占禁止法に関する公聴会を正式に延期した。

公聴会は当初、7月27日月曜日午後12時に予定されていた。下院司法委員会は会議の新たな日程をまだ発表していない。

CNBCによると、下院は、故ジョン・ルイス下院議員の追悼式が同日にワシントンD.C.で行われる予定であるため、会議を延期したと報じられている。

クック氏、アルファベットおよびグーグルのCEOサンダー・ピチャイ氏、フェイスブックのCEOマーク・ザッカーバーグ氏、アマゾンのCEOジェフ・ベゾス氏は、月曜日に下院反トラスト小委員会で証言する準備を整えていた。

この会合は、数ヶ月に及ぶ4大テクノロジー企業に対する超党派の調査を締めくくるものであり、これらの企業が市場における競争を阻害するためにその力を行使しているかどうかを明らかにすることを目指していた。

Appleは、App Store事業、サードパーティ製アプリの「Sherlocking」、ペアレンタルコントロールアプリの管理などの問題で調査を受けている。

テクノロジー企業幹部の証言を受けて、議員らは調査結果の報告書と新たな独占禁止法規制案を発表すると予想されている。報告書は当初4月に発表される予定だったが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、秋頃に延期された。