アップル、iPhoneの販売に新たな制限を設ける

アップル、iPhoneの販売に新たな制限を設ける

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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アップルは先週、タッチスクリーン端末のロック解除版の闇市場を抑制するため、iPhone購入時の現金での受け付けを停止し、1人あたり2台までという販売制限を復活させた。

アップルの広報担当者ナタリー・ケリス氏はAP通信に対し、新ポリシーは木曜日から開始されたと語った。それ以前は現金制限はなく、購入上限は1人あたり5個までだった。

「iPhoneに対するお客様の反応は驚くほど素晴らしいものになっています。お客様お一人様につきiPhoneの販売台数を2台に制限することで、ご自身用やギフト用にご購入されるお客様に十分な数のiPhoneをご用意できます」とケリス氏は述べた。「無許可の転売業者を阻止するため、お支払いにはクレジットカードまたはデビットカードでのお支払いをお願いしています。」

Appleは6月29日のiPhone発売以来、140万台以上のiPhoneを販売したと、先週の第4四半期決算で発表した。しかし、Appleは、そのうち約25万台がSIMロック解除後にAT&T以外の無線ネットワークでの使用を目的とした購入者に販売されたと推定している。

新たな販売制限は、iPhoneハッカーとのいたちごっこにおけるAppleの最新の動きだ。先月、AppleはiPhoneソフトウェアアップデート1.1.1をリリースし、SIMロック解除済みのiPhoneを事実上使用不能にした。