アンドリュー・オハラ
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友達を探すアプリ
アップルの「友達を探す」アプリとそれに付随する位置情報サービスは、危険な自動車事故で閉じ込められた行方不明の娘を母親が見つけるのに役立った。
ノースカロライナ州マウントエアリーのパイロットマウンテンで、17歳のメイシー・スミスさんが車を運転中、濡れた路面のせいでハイドロプレーニング現象により車が道路から外れた。車はひっくり返って25フィートの斜面を3回転がり落ちた後、スミスさんが乗ったままようやく停止した。
スミスさんの母親、カトリーナ・アレクサンダーさんは娘に電話とテキストメッセージを送ったが、連絡が取れなかった。スミスさんが門限をはるかに過ぎていたため、アレクサンダーさんはアップルの「友達を探す」アプリを使うことにした。2人は昨年、デバイス所有者間でGPS位置情報を共有するこの機能を設定することで合意していた。
アレクサンダーさんはアプリを使って、スミスさんが同じ場所に長時間留まっていることを知った。
「反応がないのは彼女らしくない」とカトリーナさんはWFMYニュースとのインタビューで語った。
事故後のメイシー・スミスの車
アレクサンダーさんは現場へ向かい、スミスさんが車の下敷きになって逃げられない状態になっているのを発見した。彼女はすぐに911番通報し、救急隊が到着して娘を車から救出し、病院へ急送した。
「自分の携帯電話のGPSポイントが彼女の携帯電話に近づいた時に、突然タイヤの跡が見えるなんて、説明できない」とアレクサンダーさんは語った。
幸いなことに、スミスさんはほぼ無傷で済んだ。左腕の感覚はしばらく失われるが、それ以外は無事だ。
「すべての親と十代の若者が、家族にこのアプリを入手するよう勧めてくれることを願っています」とメイシーさんは説いた。