クローンMacメーカーのPsystar、Appleに敗訴

アップルのMac OS Xオペレーティングシステムのハッキングコピーをインストールしたカスタムコンピュータを製造したことで悪名を馳せた企業、Psystarが今週、法廷で敗訴した。これはおそらく、長きにわたる物語の終焉を告げるものだ。

この判決は、長年Appleとの訴訟を長引かせてきたPsystarにとって、最終的な判決となる可能性がある。Psystarは2010年1月に最初の判決に対して控訴してから1年半以上が経過した。

2009年12月、PsystarはAppleに対し270万ドルの部分和解金を支払うことに同意した。その後すぐに差し止め命令が出され、Psystarの事業は事実上終結したが、同社は今週棄却された控訴によって存続を試みていた。

Psystarが閉鎖された後も、同社のウェブサイトと店舗はしばらく運営を続け、「Psystarを訴えた…だが、得られたのはひどい差し止め命令だけ」というスローガンが書かれたTシャツを販売していた。そこでは、訪問者が破産した同社に20ドル、50ドル、または100ドルの寄付をすることができた。