サムスンはGalaxy S5の虹彩スキャナでAppleのTouch IDを上回ることを計画している

サムスンはGalaxy S5の虹彩スキャナでAppleのTouch IDを上回ることを計画している

シェーン・コールのプロフィール写真シェーン・コール

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韓国のテクノロジー大手サムスンは、アップルの人気の指紋スキャナ「Touch ID」に対抗するため、次期Galaxy S5端末に虹彩認証技術を搭載することを検討している。

「虹彩認証技術に熱狂的な人はたくさんいます」と、サムスンモバイルの幹部であるイ・ヨンヒ氏はブルームバーグとの最近のインタビューで述べた。 「可能性は検討していますが、S5に搭載するかどうかはまだはっきり言えません。」

この発表は、ライバルのスマートフォンメーカー各社が、アップルの主力機種であるiPhone 5sと同等の機能を実現しようと競い合っているさなかに行われた。iPhone 5sは、業界初の64ビットモバイルアプリケーションプロセッサと、昨年アップルが生体認証センサーメーカーのオーセンテックを買収した際に獲得した端末のTouch IDシステムを搭載し、同社の多くの競合他社を驚かせた。

サムスンが独自の指紋スキャナーを開発中との噂が以前からありましたが、この計画は棚上げされ、どうやら新しい光学スキャン技術を採用することになったようです。同じく韓国のメーカーであるLGも、いわゆる「G3」端末向けに指紋センサー機能を開発中との報道があります。

サムスンがまだ発表していないGalaxy S5は、生体認証機能に加え、従来機種との差別化を図るため、全く新しい工業デザインを採用すると予想されています。サムスンは、Galaxy S4がS3との明確な違いが見られなかったため、売上が低迷したと考えています。

「S3からS4に移行した際、消費者は物理的な観点から2つの製品の違いをあまり感じられなかったため、市場の反応はそれほど大きくなかったというのは部分的には事実です」とリー氏は同誌に語り、同社はS5で「基本に戻る」と付け加えた。

リー氏は、Galaxy S5の発売は「3月か4月頃」を予定しており、同社のスマートウォッチ「Galaxy Gear」のアップデート版も発表される予定だと述べた。このデバイスの正式発表は、来月バルセロナで開催される年次モバイル・ワールド・コングレス(MWC)で行われる見込みだ。