マルコム・オーウェン
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マイクロソフトデザイナー
画像を生成する生成 AI ツールである Microsoft Designer がプレビューを終了し、無料の iOS アプリとして利用できるようになりました。
約1年間プレビュー版として提供されていたMicrosoft Designerが、ついに一般公開されました。ウェブサイトを通じてMicrosoft Edgeなどのブラウザで試用されていたDesignerは、iOS、Android、Windowsアプリを含む、より多くのプラットフォームで利用できるようになりました。
アプリ自体は無料ですが、サインインして使用するにはMicrosoftアカウントが必要です。以前は、Wordを含むMicrosoftの他のアプリでもCopilotを通じて要素が利用可能でした。
Designerは、画像を生成する生成AIシステムの典型的な使用パターンに準拠しています。ユーザーは画像の作成に使用するテキストプロンプトを作成できますが、ソーシャルメディア用画像やグリーティングカードなどを簡単に作成できるテンプレートも用意されています。
このアプリには、新しい画像の作成に加えて、アバター作成機能と既存の画像を編集するオプションも搭載されています。後者には、背景やシーン内のオブジェクトを削除または変更したり、画像全体のスタイルを変更したりするためのツールが含まれています。
ダウンロードは無料ですが、1日に利用できる「ブースト」は15回までに制限されており、AIによる画像の変更が行われると自動的に消費されます。ユーザーは20ドルのCopilot Proサブスクリプションにアップグレードすることで、1日に100回のブーストを利用できます。
MicrosoftによるDesignerのリリースは、Appleが秋のリリースに先駆けてベータ版でApple Intelligenceを導入するのを世界が待ち望んでいるさなかに実現しました。Appleのシステムには、プロンプトに基づいて画像を作成する「Image Playground」というAI画像生成ツールが含まれています。
Microsoftの実装と同様に、Apple Intelligence版も様々なAppleアプリへのフックを備えているため、生成された画像を簡単に挿入できます。AppleのApp Storeからダウンロードできます。