AppleInsiderスタッフ
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Appleによれば、新型iPhone 6sと6s Plusに統合された3D Touchディスプレイ技術が昨年のモデルに比べて11パーセントの重量増加の大部分を占めており、一部で推測されているような7000シリーズのアルミニウムの使用によるものではないという。
この調査結果は、AppleのiPhone 6sと6s Plusの環境報告書で明らかにされたもので、使用されている材料を各部品の重量ごとに分類しています。The Vergeが最初に追加の技術仕様を発見しました。
上のグラフからわかるように、3D Touchディスプレイの重量は、4.7インチのiPhone 6sでは29グラム、より大型の5.5インチのiPhone 6s Plus(iPhone 6s、iPhone 6s Plus)では40グラムです。これは、iPhone 6と6 Plusに搭載されている、それぞれ12グラムと19グラムの部品の2倍以上の重さです。
iPhone 6s全体の重量は143gで、129gのiPhone 6より14g重く、192gのiPhone 6s Plusは前モデルより20gも重くなっています。iPhoneのもう一つの重量部品であるガラスを除くと、iPhone 6sとiPhone 6s Plusの3D Touchアセンブリは、端末全体の重量のそれぞれ20%と21%を占めています。3D Touchに直接関連し、重量を増加させているもう1つの要因は、AppleのTaptic Engineです。これは触覚フィードバック機構で、以前のiPhoneで使用されていたバイブレーターよりも大幅に多くの内部スペースを占めています。
Appleの3D Touchテクノロジーは、iPhoneのバックライトに内蔵された静電容量センサーで入力圧力を感知し、iOS 9の操作性に全く新しいレイヤーを加える特殊なUIジェスチャーを実現します。「Peek and Pop」と呼ばれるこの新しい操作スキームでは、画面を軽く押すだけで写真やメールなどのコンテンツをプレビューできます。さらに深く押すと、対応するアプリのフルバージョンが「ポップ」と鳴りながら開きます。
先週の発表前、Appleの新型端末は若干サイズが大きくなり、重量も増すと広く噂されていましたが、その理由については議論があります。7000シリーズのより強度の高いアルミニウムの採用により重量がかなり増すと予想する人もいれば、著名なアナリストのミンチー・クオ氏のようにForce Touch技術の採用を指摘する人もいました。