ニール・ヒューズ
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RBCキャピタル・マーケッツのマイク・アブラムスキー氏は、金曜日の投資家向けメモで、アップルが2010年第4四半期のiPad生産計画を若干上方修正したと述べた。報道によると、アップルは2011年も同数のiPadを4000万台生産する計画だという。
アブラムスキー氏は、どちらの数字もウォール街の予想を上回っていると指摘した。同氏は、アップルが2010年末に売上高を増加したことは、新型Androidタブレットや薄型軽量のMacBook Airとの競合の可能性への懸念にもかかわらず、年末商戦の好調な売上を期待していることを示唆していると述べた。
アブラムスキー氏の数字はウォール街の予想を上回っているようだが、2011年のiPad販売台数はさらに増加すると予想する声もある。今月初め、ウェッジ・パートナーズのブライアン・ブレア氏は、アップルが来年4,800万台のiPadを生産すると予想していると述べた。
アブラムスキー氏によると、現行iPadの生産は1月に終了し、新ハードウェアの生産が開始される予定だ。アブラムスキー氏は、第2世代iPadが2月から3月にかけて発売され、FaceTime対応の前面カメラと背面カメラ、そして強化された内部コンポーネントが搭載されると予想している。
2011年初頭に発売予定のCDMA Verizon対応iPhoneについては、数字は「より現実的な予測に調整された」と述べた。生産計画の縮小に伴い、販売台数は3,000万台から2,000万台に減少すると予想している。
アブラムスキー氏のベライゾン向けiPhoneに関する発言は注目に値する。というのも、同氏はつい9月にも、両社の事業上の利害が異なるため、アップルとの契約は「決して解決しないかもしれない」と発言していたからだ。同氏は、アップルはベライゾンにとってAndroidの「二番手」になりたくないかもしれないと述べ、一方でiPhoneの登場はベライゾンのAndroidへの投資に悪影響を与える可能性があると指摘した。