Android Wear 2.0 開発者プレビューの最終版では、2 月の発売予定前に iPhone サポートが強化されました。

Android Wear 2.0 開発者プレビューの最終版では、2 月の発売予定前に iPhone サポートが強化されました。

Mike Wuertheleのプロフィール写真マイク・ワーテル

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Google は、来月のリリース前の Android Wear 2.0 の最後の開発者プレビューとして、iOS デバイスのサポートを再導入し、ユーザーがウェアラブル デバイスを iPhone または iPad とペアリングできるようにしました。

Android Wearデバイスとのペアリング機能は以前から存在していましたが、火曜日にリリースされた5番目のリリースでは、開発者はウォッチアプリのマニフェスト内のフラグを変更することで、iPhoneとペアリングされたウォッチにアプリをインストールできるようになりました。このフラグは、ウォッチアプリがAndroidスマートフォンアプリを必要とせず、Android Wearデバイス上でスタンドアロンモードで動作し、ストアから直接インストールできることをGoogle Playストアに伝えます。

Android Wearアプリは、接続されたiOSデバイス上でいくつかのアクションを実行することもできます。OAuthやRemoteIntentといった「スマートフォンハンドオフフロー」のサポートにより、例えばAndroid WearアプリからiPhone上でウェブページを起動することが可能です。

Android Wearは2015年からiOSサポートを提供してきましたが、Googleは本日リリースされた5回目のリリースまで、開発者向けプレビューリリースにはiOSサポートを組み込んでいませんでした。本日追加された新機能により、iPhoneと連携したAndroid Wearの使い勝手が向上し、Androidユーザーの体験により近づきます。

重要なのは、ウェアラブルサポートライブラリのアップデートにより、APIレベル25でコンパイルされたアプリとライブラリはGoogle Playストアへのデプロイ準備が整ったとみなされるようになったことです。これにより、開発者はAndroid Wear 2.0のリリース前にウォッチアプリを完成させることができ、ユーザーができるだけ早くダウンロードできるようになります。

また、本日のアップデートには、アクセスを高速化するナビゲーション ドロワーの変更、NFC ホスト カード エミュレーションのサポート、およびコンプリケーション データ コンテナーに影響する ProGuard のバグ修正も含まれています。

Android Wear 2.0は2月上旬に発売される予定で、発売時には2つの新しいAndroid Wearデバイスが同時にリリースされる可能性が高い。最近のリーク情報によると、LGとGoogleは、Apple Watchのデジタルクラウン機能を模倣したサイドボタンを備えたスマートウォッチ2機種を発表する準備を進めているようだ。