アップルのApp Storeの収益は60%増加して54億ドルに

アップルのApp Storeの収益は60%増加して54億ドルに

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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年末の非ゲームアプリの収益レポートでは、Spotify、Netflix、Pandora などのストリーミング メディア アプリが Apple の App Store の収益レベルの向上に大きく貢献し、大幅な年間増加が明らかになりました。

調査会社Sensor Towerの最新レポートによると、App Storeのアプリ(ゲームを除く)の世界全体の純収益は、2015年第4四半期の34億ドルから、2016年を締めくくる同時期には54億ドルに増加しました。データによると、Google Playが前年比82%増の33億ドルと追い上げを見せていますが、App Storeは依然として総収益87億ドルの大部分を占めています。

ゲームを除くと、Spotifyは2016年を通してApp Storeから世界で最も多くの収益を獲得し、Google Playからのダウンロード数を含む総合ダウンロードランキングでも首位を獲得しました。動画配信サービスのNetflixが2位、メッセージングアプリのLINE、Pandora、HBO NOWがそれに続きました。

世界収益の全体チャートを App Store と比較すると、多くの類似点が見られます。上位 10 個のアプリのうち 9 個が両方に表示され、Google Play では上位 5 個のみとなっています。

SpotifyはApp Store全体で年間最高の収益を上げているにもかかわらず、第4四半期だけで見るとチャートで2つ順位を落とし、Netflixに先を越されました。総合チャートではSpotifyの順位は悪化し、Tinderに次ぐ4位となりましたが、それでもPandoraを上回っています。

付属の年間ダウンロードチャートによると、Facebookは3つのチャートすべてを席巻し、Facebook、Messenger、WhatsAppがトップ3を占め、Instagramもトップ10入りを果たしました。Sensor Towerは、ダウンロードチャートは昨年とほぼ同様であり、Uberが継続的な拡大努力による数少ない違いの一つであると指摘しています。

Apple自身も今月初め、2016年を通じて開発者に200億ドルを支払ったことを明らかにした。2017年の元旦はApp Storeにとって史上最大の日でもあった。