iCloudとGmailアカウントの「セレブゲート」ハッキング事件で2人目の男が有罪を認める

iCloudとGmailアカウントの「セレブゲート」ハッキング事件で2人目の男が有罪を認める

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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イリノイ州のエドワード・マジェルチック被告は、多数の女性有名人を含む数百人のヌード写真やその他の個人情報が漏洩した2014年の「セレブゲート」スキャンダルで有罪を認めた2人目の被告となった。

ロイター通信によると、マジェルチック氏は火曜日にシカゴの連邦地方裁判所に出廷し、保護されたコンピュータへの不正アクセスによる情報取得の重罪で有罪を認めた。シカゴ・トリビューン紙は、マジェルチック氏の弁護士が「依頼人が画像を販売または拡散しようとした」証拠はなく、ハッキングは純粋にマジェルチック氏自身の満足のためだったと主張したと報じた。

連邦検察は懲役9ヶ月の刑を求めている。

ペンシルベニア州の男性が3月に関連する重罪ハッキング容疑で有罪を認めたが、ロサンゼルス連邦検事局は、誰が実際にデータを公開したのかをめぐる捜査は依然として継続中であると述べたとトリビューンは報じている。セレブゲート事件のコンテンツは、オンライン上の複数の場所で急速に拡散された。

マジェルチック容疑者は、2013年11月から2014年8月の間にフィッシング詐欺を用いて300人以上のiCloudとGmailのアカウントに侵入したとして告発されている。この事件は両プラットフォームのセキュリティに疑問を投げかけたが、結局のところフィッシングは人々を騙してパスワードなどの機密情報を共有させることに頼っている。

セレブゲートの被害者の中には、女優のキルスティン・ダンストやジェニファー・ローレンス、米国のサッカー選手ホープ・ソロなどが含まれている。