アップル、サンノゼのテック街にある43エーカーの建築用地を1億3800万ドルで購入

アップル、サンノゼのテック街にある43エーカーの建築用地を1億3800万ドルで購入

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ロウ氏がアップル社に敷地を売却する前に建設を計画していたキャンパスのレンダリング画像。| Design For Walkability経由

報道によると、シリコンバレーのオフィススペースに対するアップルの飽くなき欲求は、同社がサンノゼの未開発の43エーカーの土地を買収するに至ったことにつながった。この取引は1億3,800万ドルで、アップルの在庫に280万平方フィートものスペースが追加されることになる。

シリコンバレー・ビジネス・ジャーナルによると、サンノゼの敷地はノース・ファースト・ストリートに位置し、シスコやサムスンといった他のテクノロジー大手企業からもすぐ近くだ。アップルは不動産投資会社ロウ・エンタープライズからこの土地を購入した。ロウ・エンタープライズは以前、この敷地を約200万平方フィートのオフィススペースを備えた「都市型」キャンパスに開発する計画だった。

サンノゼの都市計画担当者は、この敷地に最大280万平方フィート(約2億8千万平方メートル)のオフィススペースを建設することを承認しましたが、Appleがどのような方向に進むのかは依然として不明です。この数字は、床面積に関して言えば、Appleの新たな開発計画の規模はクパチーノの宇宙船キャンパスに匹敵する規模になることを意味します。

アップルは、クパチーノに近いこと、そして従業員のかなりの部分が既にサンノゼに住んでいることなどから、サンノゼへの拡張を検討しているとの噂が以前からありました。アップルの新社屋は101テック開発の向かい側に位置し、同社は先月30万平方フィートの賃貸契約を締結しました。

ウォールストリート・ジャーナルは、オフィススペースに加えて、「アップルは大規模な研究開発および工業用スペースの広範な取得に取り組んでいる」と報じており、同社が自動運転車を含む研究開発業務の大幅な拡大に取り組んでいることを示唆している。アップルの新しい宇宙船キャンパスには、60万平方フィート(約6万平方メートル)の専用研究開発スペースが設けられる予定だ。