マイク・ワーテル
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コンシューマー・エレクトロニクス・ショーでのHomeKitの発表は続き、「モノのインターネット」企業のFocalcrestは、異なるブランドのスマートホームデバイスをブリッジし、AppleのHomeKitプラットフォームとホームアプリへのアクセスを可能にするというブリッジングソリューションを展示した。
Focalcrestは、新たにリリースされたMixtile Hubは、競合するZigBeeおよびZ-Waveテクノロジーを搭載した、互換性のあるスマートホーム製品、監視デバイス、プローブセンサーとApple iOSデバイスを連携できると主張しています。また、Focalcrestは同デバイスでApple MFi認証を取得しており、HomeKit通信が可能です。
Mixtile Hubは、AppleのHomeKit以外の代替通信プロトコルを使用することで、サードパーティ製のセンサー、監視デバイス、その他のスマートホーム製品と通信できると言われています。
AppleのHomeKitは、「HomeKit Accessory Protocol」(HAP)と呼ばれる独自の通信ソリューションを採用しています。HAPの実装の一つはHTTPとTCPネットワークを使用し、AppleのBonjour検出機能を利用するもので、もう一つはBluetoothを使用しています。HomeKit対応デバイスはすべてMFi認証チップを内蔵している必要がありますが、Mixtileはこれを搭載しており、互換性のないプロトコル間のブリッジングを可能にしています。
ほとんどのZigBeeおよびZ-Wave対応デバイスにはiOS上で制御するための個別のアプリがありますが、ブリッジがなければ、Appleのホームアプリで制御および調整することはできず、複数のデバイスが関与する調整されたシーンで使用することもできません。
Mixtileハブは、1GBのRAMと8GBのローカルストレージを備えたクアッドコアH3 Cortexプロセッサで制御されます。接続は、2.4GHz帯のWi-Fi、Bluetooth 4.0、100-Base-T Ethernet、HDMI、micro-USB、USB 2.0で提供されます。
このユニットは、2500 mAh のリチウムイオン バッテリーを搭載したバックアップ バッテリーで駆動します。
価格と具体的な発売日はまだ発表されていません。AppleInsiderはFocalcrestに連絡を取り、製品の詳細、特にHomeKitおよびホームアプリとの連携方法について問い合わせました。