マルコム・オーウェン
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Apple TV+の番組「モスキート・コースト」のプロモーションビデオでは、サウンドステージに頼らずに実際の場所を訪れてドラマの第3話を撮影する際の難しさが明らかにされている。
「モスキート・コースト」は、南西部から中央アメリカへと旅するアメリカ人家族を描いたドラマです。第3話「Everybody Knows This Is Nowhere」のティーザーで、アップルは制作陣がどれだけの労力を費やしてこのドラマを撮影したかを見せています。
番組を可能な限りリアルに撮影するため、キャストとスタッフはメキシコ各地のロケ地を訪れ、国境を越えてメキシコ本土へ向かう一行の姿を忠実に再現しました。この決断により、キャストにとって、通常のロケ再現手法よりも緊張感あふれる撮影となりました。
「本当に大変な撮影でした」と、アリー・フォックス役のジャスティン・セローは語った。「番組の撮影には、バーバンクのサウンドステージを使うというやり方があるんです。砂漠のような雰囲気にしたいなら、ロサンゼルスから少し離れた場所まで車で移動します。でも今回は全く違います」
ディナ・フォックス役のローガン・ポリッシュは「実際にいろいろな場所に行って、とても多様性があって、とても興奮しました」と語った。
制作陣は、番組で描かれる登場人物たちの苦難を乗り越える道のりを辿り、カリフォルニアでの撮影からスタートしました。セロー曰く「素晴らしい」場所だったそうです。「その後、砂漠のエピソードを撮影するために、メヒカリの国境の町に行きました。壮大なスケールと広大なキャンバスがそこにはありました。」
マーゴット・フォックス役のメリッサ・ジョージは、「あのエピソードのことを考えていると、よく悪夢を見ます。私たちを地獄に突き落とす素晴らしい監督がいました。彼らもまさに地獄を経験し、私たちに対してそうしようと決めたのですから」と不満を漏らした。
サボテンの実を食べたり、ずっと喉が渇いていたり、バスで寝たりといったこともあった。「汗をかく時は、本当に汗をかくんだ」とセローは言った。「寒い時は、本当に寒い。暑い時は、本当に暑い。それが番組にも反映されているといいな」
4月にAppleInsiderとのインタビューで、女優メリッサ・ジョージはパンデミック下での撮影という困難が撮影を助けたと明かした。撮影場所が使えるかどうかわからないという不安は、フォックス一家が自身の旅路で経験したであろうことと似たような経験だったようだ。
「モスキート・コースト」は4月30日よりApple TV+で放送が開始され、新エピソードが順次公開されている。