AppleInsiderスタッフ
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来週開催されるCESに先立ち、韓国のテクノロジー大手LGは金曜日、AppleのAirPlay 2とHomeKitテクノロジーを統合サポートする一連の「本物の」8Kテレビを発表した。
LGはプレスリリースによると、CESで8K対応の新モデル8機種を発表する予定で、その中には最上位機種となる77インチと88インチのSignature OLED TV(88/77 OLED ZX)も含まれる。OLEDモデルに加え、同社は65インチと75インチのNanoCell(QLED)モデル(75/65 Nano99、75/65 Nano97、75/65 Nano95)も発表する予定で、価格帯は3段階に分かれている。
LGのスマートTVプラットフォーム「webOS」により、各新製品はAppleのAirPlay 2とHomeKitに加え、人気のバーチャルアシスタント「Googleアシスタント」と「Amazon Alexa」にも対応しています。この組み込みサポートは、LGのテレビに既に搭載されているスマートホーム機能に続くものです。CES 2019において、LGはテレビメーカーとして初めてAirPlay 2とHomeKitへの対応を表明しました。これらの機能は、7月に一部モデルのソフトウェアアップデートとして提供されました。
AirPlay 2を使用すると、ユーザーはLG TVを他のデバイスに接続し、Siri経由でメディアストリーミングを制御できます。また、HomeKit互換性により、ホームアプリからデバイスを制御できます。
LGは、2020年モデルのラインナップについて、すべてのテレビが全米民生技術協会(CTA)が定める8KウルトラHD解像度基準を満たしていると発表しました。他の認定8K薄型テレビとは異なり、LGのモデルは「真の」8K再生に必要な最低50%のコントラスト変調閾値を満たすか、それを上回っているとLGは述べています。
新しいテレビは、HDMI および USB 入力からの 8K コンテンツを受け入れ、最大 60 フレーム/秒の HEVC、VP9、および AV1 コーデックをサポートします。
同社によると、第3世代のAlpha9 AIプロセッサーは、画像の最適化と音質向上に貢献するという。このチップのAI Picture Proは、コンテンツの画質を向上させるだけでなく、顔やテキストを認識して画像のシャープネスと色彩補正を微調整できる。LGのAI Sound Proは、音声の種類を自動検出し、話し言葉を解析して強調することで、オーディオ再生にも同様の改良を施す。
LGの8Kテレビラインナップは1月7日のCESで展示される予定。