新型コロナウイルスによるロックダウン、昆山工場の停止でアップルの主要サプライヤーが打撃を受ける

新型コロナウイルスによるロックダウン、昆山工場の停止でアップルの主要サプライヤーが打撃を受ける

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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クレジット: フォックスコン

中国・昆山市での新型コロナウイルス感染症の新たな流行により、新たなロックダウンと検査義務化が施行され、アップルのiPhoneとiPadの生産に支障が出る可能性がある。

サウスチャイナ・モーニング・ポストが金曜日に報じたところによると、隣接する上海では新型コロナウイルス感染者数が7日連続で過去最多を記録したため、昆山市当局は住民210万人全員に自宅待機と毎日の検査を受けるよう命じた。

アップルのサプライチェーンの主要部分を担う同市内の多くの工場も生産停止を命じられた。

Appleの最大のサプライチェーンパートナーの多くは、Foxconn、Pegatron、Wistron、Luxshare Precisionなど、崑山に拠点を置いています。プリント基板から機械部品に至るまで、多くの部品が同市で生産されています。

報道によると、当局はウィストロンとペガトロンに対し、家電メーカー向けデバイスの生産停止を命じた。アップルの名前は挙がっていないものの、同社の生産にも影響が出ている可能性が高い。

工場の操業停止は4月2日から実施されており、4月12日まで続く予定だ。しかし、上海での新型コロナウイルス感染症の状況が悪化すれば、昆山でさらなる検査やロックダウン命令が出される可能性がある。

工場の閉鎖は、パンデミックや世界的な出来事に関連した不足やその他の問題に直面している世界のサプライチェーンにさらなる重荷となるでしょう。3月には、深圳でのパンデミックによる閉鎖が、AppleのMac Studioをはじめとする製品の出荷に影響を与えました。

崑山市の住民は自宅待機を指示されている。1世帯につき2日に1人のみが外出して生活必需品や物資を購入できる。金曜日、市は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のオミクロン変異株の感染者25人の確認を報告した。