NPDデータによると、12月四半期のMacの売上は490万台と「低調」

NPDグループの最新の米国販売データによれば、Apple社は前四半期に約490万台のMacを販売したが、この数字はウォール街ではやや失望として受け止められるだろう。

パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は火曜日の投資家向けメモで、NPDの12月四半期の3ヶ月間の米国におけるMacの販売台数が前年同期比12%増を示していると明らかにした。このデータを受け、マンスター氏はホリデーシーズンのMac販売台数予想を30万台下方修正し、490万台とした。

マンスターの最新予測では、Appleの前年比成長率は18%とされている。NPDのデータより6%高いこの予測は、9月四半期の実際の成長率が26%だったのに対し、NPDの国内データでは20%の増加だったことと一致する。

12月四半期のMacの売上が「低調」だったのは、2010年との比較が厳しかったためかもしれない。Appleが再設計されたMacBook Airのラインナップを発表したのは、その年の10月だった。

たとえMacの売上が期待外れになったとしても、マンスター氏は心配していない。実際、彼はiPhoneの売上予測を60万台上方修正し、3060万台とした。この数字はMacの売上減少を完全に相殺できる。さらに、マンスター氏はNPDのデータが12月四半期のAppleのiPadとiPhoneの売上について何ら示唆を与えていないと考えている。

マンスター氏はNPDの四半期月次データを注視しており、先月、米国におけるMacの四半期売上が最初の2ヶ月間で13%増加したと発表しました。同アナリストは当初、Macの売上は12月に急増すると予測していました。

最新のデータによると、Appleは3ヶ月間でMacの販売台数において過去最高記録を更新するペースにあることが示唆されている。同社の現在の記録は、9月四半期に489万台を販売した際に達成された。

NPDの四半期データ全体によると、iPodの販売台数は16%減少しており、最終的な販売台数は市場コンセンサスである1,550万台を上回る見込みです。マンスター氏は現在、今四半期のiPod販売台数は1,600万台に近づくと予想しています。