AppleInsiderスタッフ
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数値は千単位です。| 出典: Gartner
ガートナー社の最新の推定によれば、AppleのMacは2015年第1四半期にPC市場でシェアを伸ばし、全世界での出荷台数が5.2%減少するというより広範なマイナス傾向に逆らった。
ガートナーは木曜日に発表した最新の暫定予測で、アップルが米国で167万台のMacを出荷し、市場シェアの12%を獲得したと発表した。これは前年比8.9%の増加だ。
四半期業績により、Appleは米国第3位のPCベンダーの地位を維持したが、シェア1位のHP(26.1%)、2位のDell(23.2%)には及ばなかった。3月期の出荷台数は、HPが363万台、Dellが320万台だった。上位5社のPCメーカーの中で、前年比3.8%のマイナス成長を記録したのはDellのみだった。
米国のトップ5ベンダーの最後を飾るのは、レノボとASUSで、それぞれ165万台と99万6000台を販売し、市場シェアの11.8%と7.2%を獲得しました。市場全体では、第1四半期の市場規模は前年同期比で1.3%縮小しました。
ガートナーの世界市場におけるAppleのランキングでは、Lenovo、HP、Dellがそれぞれ18.9%、17.3%、12.6%の市場シェアでトップに立ったが、Appleはランク外だった。ASUSとAcerはそれぞれ7.4%と7.2%のシェアで、Appleに次ぐ2位だった。第1四半期に成長の兆しを見せたのはLenovoとHPの2社のみで、それぞれ5.7%と2.5%の成長を記録した。
「第1四半期の業績は、米国市場にとって悲観的な兆候ではありません」と、ガートナーの主席アナリストである北川美香子氏は述べています。「米国におけるPC出荷台数の減少の最大の要因は、デスクトップ市場が2桁の減少を記録したことです。これは主にWindows XPの買い替えサイクルの終焉によるものです。一方、米国におけるモバイルPCの出荷台数は前年比で増加を続けており、初期の業績報告では、このセグメントは2015年第1四半期に約10%の成長を遂げた可能性があることが示されています。」
全体として、世界の PC 出荷台数は 7,170 万台となり、前年比 5.2% 減少しました。