AppleInsiderスタッフ
· 2分で読めます
AppleInsiderに連絡を取ったある人物は、DHLを通じた航空貨物料金の変更は、中国から米国へのApple製品の大量出荷が計画されている兆候だと述べた。その証拠は、Appleが極東から米国への航空便の貨物積載能力を占有しているため、輸送費の「大きな変化」に見ることができる。
大量の商品の輸入により、宅配便の国際便の貴重なスペースが占領され、今週の配送料金が大幅に上昇したと言われている。
この情報は月曜日にMacRumorsによって裏付けられ、運送業界関係者にも取材した。関係者によると、Appleが利用可能な輸送能力を「プレミアム料金」で利用したため、運送料金は1週間で最大20%上昇したという。
Appleが発売時に間違いなく数百万台のiPadを販売することを考えると、DHLはAppleが新型iPadの配送に利用する配送業者の一つに過ぎない可能性が高い。2010年に初代iPadが発売された際、AppleはUPSを利用して土曜日の配送を行っていたが、UPSは週末の通常配送サービスを提供していなかった。
Appleの組立パートナーであるFoxconnが、間近に迫った製品発売に向けて、Appleの第3世代iPadを米国へ出荷する準備を進めているという兆候が、1週間以上前に初めて明らかになった。中国のマイクロブログサイトに掲載されたある出荷明細書には、成都国際空港を出発し「Appleの最新製品」を積んだ主要な国際チャーター便が記されていた。
Appleの出荷に関する噂は、同社が第3世代iPadを間もなく発売する準備を進めていることを示唆している。いわゆる「iPad 3」は、今週水曜日にサンフランシスコで開催されるメディアイベントで発表される予定だ。
昨年、Appleは3月2日にiPad 2を発表し、その約1週間後の3月11日に米国で一般発売された。Appleが今年も同じ発売パターンに従うとすれば、次期iPadは3月16日金曜日に発売される可能性がある。
しかし、Appleが今年の正式発表後、次期iPadをさらに早く発売する可能性があるという兆候もいくつかある。先月のある報道によると、「iPad 3」はドイツで3月23日に発売されるという。これは、Appleが昨年の発売スケジュールに従った場合、国際発売よりも1週間早いことになる。