ロジャー・フィンガス
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月曜日の報道によると、アップルはカリフォルニア州クパチーノに建設中の環状本社ビル「キャンパス2」の完成を支援するため、新たなゼネコンと契約する。
シリコンバレー・ビジネス・ジャーナルは、シリコンバレーで実績のあるルドルフ・アンド・スレッテン社を請負業者とする情報筋を引用した。同社は、このプロジェクトの既存の主要請負業者であるDPR ConstructionとSkanska USAに加わり、新本社ビルの内装工事を手掛けると報じられている。後者2社は、建物のコアとシェル部分の工事に引き続き注力すると予想されている。
ウォールストリート・ジャーナルは、ルドルフ・アンド・スレッテンがなぜ採用されたのか、またこの変更がDPRとスカンスカにどのような影響を与えるのかは不明だと報じた。また、アップルが内装工事のために追加の請負業者を雇うことを常に意図していたかどうかも不明だ。
アップル社も請負業者もこの件について公式コメントを控えているが、ルドルフ・アンド・スレッテン社は今週、クパチーノの「注目度の高いプロジェクト」に関する新規求人を9件自社ウェブサイトに追加したと報じられている。
キャンパスの工事は2016年末までに完了する予定だが、新たな請負業者が遅延の前兆となる可能性もある。そうなれば、プロジェクトの総費用は現在の50億ドルを超えることになるだろう。
完成すれば、メイン棟で1万2000人の従業員を収容できるようになり、さらに独立した研究開発施設ではさらに多くの従業員を収容できるようになる。アップルは完全に再生可能エネルギーを使用し、その多くは屋根に設置されたソーラーパネルから供給される。