マイキー・キャンベル
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アップルが今回の選挙サイクルの共和党全国大会への支援を拒否したことを受けて、月曜日の報道によると、同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)が来週、現職下院議長のポール・ライアン氏と他の共和党下院議員のために資金集めイベントを主催する予定だという。
Appleは社内に政治活動委員会を設置していないため、クック氏が自主的に募金活動を主催するとPoliticoは報じている。6月28日にカリフォルニア州メンロパークで行われたイベントで集められた資金は、ライアン下院議員(共和党、ウィスコンシン州選出)と、共和党下院選挙活動を支援する共同募金委員会に寄付される。
クックCEOは今回の資金調達活動を通じて、与野党双方の政治家への働きかけを継続している。過去には、バラク・オバマ大統領、チャック・シューマー上院議員(ニューヨーク州、民主党)、パトリック・リーヒ上院議員(バーモント州、民主党)、ゾーイ・ロフグレン下院議員(カリフォルニア州、民主党)、ロブ・ポートマン上院議員(オハイオ州、共和党)の選挙運動に寄付を行ってきた。
アップルは先週末、共和党幹部に対し、大統領候補指名が確実視されているドナルド・トランプ氏の扇動的な発言を理由に、オハイオ州で開催される予定の共和党全国大会への支持を表明しなかった。ライアン氏もトランプ氏の指名指名に懸念を表明しているものの、党の方針に沿って、この派手な実業家を支持している。
不快な発言はさておき、トランプ大統領はアップルのアウトソーシング戦略と、サンバーナーディーノのテロ攻撃後の当局への非協力姿勢を批判した。後者については、テロリストのサイード・リズワン・ファルーク容疑者が使用したiPhoneへのアクセスを求める法執行機関にアップルが協力することに同意するまで、アップル製品のボイコットを呼びかけていた。