マルコム・オーウェン
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ドアのロックを解除するためにiPhoneを使用する
HID Global は、ワールド トレード センターの一部のオフィスにおいて従業員 ID として Apple Wallet の使用を開始し、これに続き他の企業にも同様のテクノロジーを展開しています。
Apple Wallet には、クレジットカードやデビットカード以外にも、ホテルの鍵、搭乗券、CarKey などさまざまなものを保管することができます。現在、Twitter で公開されたビデオでは、セキュリティ会社が企業が従業員のバッジを Apple Wallet に保存できるようにしている様子が紹介されています。
HID Globalが月曜日にソーシャルメディアに投稿した短い動画では、Apple Walletにおける従業員バッジの互換性が紹介されています。iPhoneまたはApple Watchに保存されたカードを使用することで、AppleのハードウェアはワイヤレスNFC-RFIDシステムのデジタルパスとして機能します。
このシステムは、スマートロック システム、コンピューターへのアクセス、セキュリティ ドアやエレベーターの開錠、印刷しようとしている文書へのアクセスなど、さまざまな状況に適用されるようです。
動画では、このシステムではiPhoneが必ずしもフル充電されている必要はないとも述べられています。省電力モードを使用すれば、iPhoneを通常通り使用するために必要な充電量がない場合でも、アクセスを許可することができます。
HIDはApple Walletのサポート価格、互換性、提供状況についてはまだ発表していませんが、同社がこのシステムを発表するのは今回が初めてではありません。2022年2月、HID GlobalはAppleおよびSwiftConnectと協力し、Silverstein Propertyの従業員とテナントがワールドトレードセンタービル内のスペースにアクセスできるようにしました。