マルコム・オーウェン
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米国は、世界中でワクチンを配布するプログラムの一環として、台湾に新型コロナウイルスワクチン75万回分を寄付しており、この動きは台湾の完全なロックダウンを回避することで、現在進行中の世界的な半導体不足の改善にも役立つ可能性がある。
この寄付は、タミー・ダックワース、ダン・サリバン、クリストファー・クーンズの各米上院議員の訪問の一環として台北の松山空港で発表されたもので、この寄付は、このプログラムの一環として米国から海外に寄付される最初のワクチンの一部となる。
ロイター通信によると、ダックワース氏は記者会見で「米国にとって、台湾がワクチン接種を受ける最初のグループに含まれることは非常に重要だった。なぜなら、われわれは台湾の緊急の必要性を認識しており、このパートナーシップを重視しているからだ」と述べた。
台湾の呉釗燮外相は米国の寄付に感謝の意を表し、「我々はワクチンの輸入に全力を尽くしているが、命を救うこれらの医薬品が北京から問題なく届けられるように、障害を乗り越えなければならない」と宣言した。
中国は中国製ワクチンを提供しているものの、台北は安全性を懸念している。台湾の法律では中国からのワクチンの輸入も禁止されている。
米国の寄付は、金曜日に124万回分のワクチンを寄付した日本による同様の行動に続くものである。
台湾では日曜日時点で、人口2,350万人のうち約3%がワクチン接種を完了しており、その大半は必要な2回の接種のうち1回目しか受けていない。また、台湾では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数が急増している。
台湾におけるパンデミックの影響は、世界的な半導体不足の状況を悪化させると予想されており、金曜日にはAppleの主要サプライヤーである金源電子の2つの工場が感染により閉鎖された。台湾は現在、COVID-19警戒レベル3(完全封鎖より1段階低い)に達しており、全国でさらなる施設閉鎖が懸念されている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界中のAppleサプライヤーにとって依然として問題となっています。5月31日、ベトナム政府は企業に対し、工場労働者向けのワクチン確保に協力するよう要請しました。
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