Lodsys、アプリ内購入をめぐりiOS開発者を提訴

Lodsys、アプリ内購入をめぐりiOS開発者を提訴

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ロドシスは火曜日、複数のiOS開発者に対して特許侵害訴訟を起こし、アプリ内購入に関する技術の使用をめぐって法的措置を取ると警告していた行動を実行した。

フロリアン・ミューラー氏の報道によると、この訴訟はテキサス州東部地区連邦地方裁判所に提起された。同地区は特許権者に有利な判決を下すことで知られている。訴訟の主な標的はiOS開発者だったが、訴状にはAndroid開発者の名前も記載されていた。

今月初め、Lodsysは複数のiOS開発者に対し、特許侵害を理由とする法的訴状を送付した。訴状では、開発者に対し、同社のアプリ内課金技術のライセンスを21日以内に取得するよう命じた。

Lodsysの主張は、主に米国特許番号7222078、「ネットワークを介して商品のユニットから情報を収集する方法とシステム」を中心としている。Appleはこの技術のライセンスを取得しているものの、Lodsysはサードパーティの開発者はこのライセンスの対象外であると主張している。

Appleの法務部門が特許侵害の申し立てを積極的に調査した後、カリフォルニア州クパティーノに本社を置く同社は、Lodsysに対し、iOS開発者に対する法的脅迫をやめるよう求める正式な書簡を送付した。「Appleはこれらの特許のライセンスを間違いなく取得しており、アプリ開発者はそのライセンスによって保護されています」と、Appleの上級副社長兼法務顧問であるブルース・シーウェル氏は書簡の中で述べている。

ロドシスは火曜日、公式ブログで「Appleの脅迫を受け、法的選択肢を確保するため、訴訟の時期を当初の予定より前倒しすることを選択した」と述べた。同社はまた、Appleの既存のライセンス権がアプリ開発者にも適用されることが判明した場合、iOS開発者に1,000ドルの支払いを申し出ている。しかし、ロドシスはAppleの主張に異議を唱え続けており、「ライセンス解釈問題に関する詳細な法的立場」をAppleに送付した。