ロジャー・フィンガス
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アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏は、現在ではアップルストアの目玉となっている「ジーニアス・バー」の構想に当初は抵抗していたと、元小売部門責任者のロン・ジョンソン氏が最近のポッドキャストで語った。
「私がスティーブにGenius Barのアイデアについて話した時のことを覚えています。すると彼は『そんなの馬鹿げている!絶対にうまくいかない!』と言いました」とジョンソン氏はRecode Decodeに語った。「彼はこう言ったんです。『ロン、君のアイデアは正しいかもしれないが、大きな欠陥がある。テクノロジーに精通していて、しかも人との繋がり方を知っている人に会ったことがない。彼らはみんなオタクだ!『Geek Bar』と呼べばいいじゃないか』」
ジョンソン氏は、ジーニアス・バーで働く人々の多くは20代で、自分たちがサポートすることになるようなテクノロジーと共に育ってきたと反論した。ジョンソン氏によると、ジョブズ氏は翌日、アップルの法務顧問に「ジーニアス・バー」の商標登録を依頼したという。
後者は、彼とジョブズ氏は「初日から意気投合した」ものの、面接の過程で宿題を与えられたと述べた。
「彼は私にこう言ったんです。『もうすぐ感謝祭の週末だ。君ならどうするか書いてみたらどうだ? 小売業にどうアプローチするか? 教えてくれ』」とジョンソン氏は語った。「それで私は、アップルがなぜ店舗を持つべきか、どんな形であるべきか、などについて10ページにわたる論文を書いたんです」
報道によると、ジョブズ氏はジョンソン氏をアップルのオフィスに再び招いた後、同氏の論文を拒否したが、それは問題ではないと述べ、同日中に同氏に仕事を提供したという。
Genius Bar は、Mac、iPhone、iPad を修理する必要がある人が、第三者を探したりデバイスを郵送したりする代わりに、地元の店舗に持ち込んで公式サポートを受けることができるため、Apple の人気の要と評されることもあります。
Appleは全世界で500店舗に迫っています。最近、同社はドイツのケルンに2店舗目をオープンすると発表し、アルゼンチン初の店舗が来年オープンするという噂も浮上しています。