アップルのサプライヤー、ブロードコムが「iPhone 12」の発売延期を示唆

アップルのサプライヤー、ブロードコムが「iPhone 12」の発売延期を示唆

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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アップルのサプライヤーであるブロードコムの最高経営責任者(CEO)は木曜日、同社の無線通信部門の収益増加が今年は例年より1四半期遅れて現れると述べ、2020年のiPhoneシリーズの発売も同様に遅れる予定であることを示唆した。

ブロードコムのホック・タン最高経営責任者(CEO)は、収益遅延の原因として「北米の大手携帯電話」顧客における「大幅な製品サイクルの遅れ」を挙げた。

ブルームバーグが報じているように、タン氏は時々、この曖昧な表現をアップルの愛称として使っている。

「我々は参入している」とホック氏は述べ、おそらく次期iPhoneに使われるブロードコムの部品を指していると思われる。「問題はタイミングだ」

タン氏はより具体的に、「今年は第4四半期まで収益の増加は見込めません。そのため、第3四半期のワイヤレス収益は前四半期比で減少すると予想しています」と述べた。

Appleは次世代の「iPhone 12」を今秋に発表すると広く予想されているが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響により、正確な発売時期は不明である。同社は例年9月に最新スマートフォンを発表しているが、複数の報道によると、今年の発表は10月以降になる可能性があるという。

最近では、サプライチェーンからの報告によると、Appleの組み立てパートナーは7月の生産開始に向けて準備を進めているという。