ウィリアム・ギャラガー
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クレジット: フォックスコン
アップルは、中国と米国間の潜在的な貿易紛争問題を回避するために、iPadとMacBookの生産の多様化に取り組んでいると報じられている。
Appleは以前、AirPodsとAirPods Proをベトナムで製造すると発表したが、これに続き、Foxconnにベトナムでの生産拡大を要請したと報じられている。AppleはFoxconnに対し、iPadとMacBookの組み立ての一部をベトナムに移転するよう要請しているが、具体的な変更時期は未定だ。
ロイター通信によると、アップルは中国への依存を減らすための全体的な取り組みの一環として、フォックスコンにこれを要求したという。
「今回の移転はアップルからの要請だった」と匿名の情報筋はロイター通信に語った。「同社は貿易戦争を受けて生産拠点を多様化したいと考えている」
生産のどの程度の割合が移転されるか、具体的な時期や詳細は明らかにされていない。しかし、ロイター通信によると、ベトナム・バクザン省にあるフォックスコンのiPadおよびMacBook工場は、2021年上半期にApple向けの生産を開始する予定だという。
同誌はまた、現在すべてのiPadが中国で組み立てられていると報じている。つまり、中国国外で組み立てが行われるのは今回が初めてとなる。
AppleもFoxconnもこの報道を認めていない。