マイク・ワーテル
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Apple は、Classroom と連携して教師と生徒の幅広いコラボレーションやパフォーマンスの監視機能を提供する Schoolwork アプリをリリースしました。
3月に初めて発表された無料のスクールワークアプリが、すべての教師の皆様にご利用いただけるようになりました。このアプリを使えば、教師の皆様は課題の作成、生徒との共同作業、そして学習のための一連のアプリを活用し、生徒の進捗状況を評価することができます。Appleのクラスルームアプリと連携することで、スクールワークは教師の皆様に学習効果を高めるためのツールを提供し、教師と生徒の両方が教室で活用するAppleのテクノロジーをより有効に活用できるよう支援します。
スクールワークでは、Webソース、PDF、その他のドキュメントなど、幅広いコンテンツを使った課題を作成し、アプリ内の特定のアクティビティと連携してブロードキャストできます。生徒はスクールワークを使って課題を整理し、完了する必要のある課題や期限を把握することができます。
Appleによると、Explain Everything、Tynker、GeoGebra、Kahoot! などの人気教育アプリはスクールワークと直接連携します。開発者は、新しい教育フレームワークであるClassKitを活用することで、アプリをアップデートし、スクールワークの機能を活用できるようになります。これにより、課題の割り当てや生徒の進捗状況の確認が容易になります。
ClassroomはiOS版で2年前から提供されており、教師が教室で生徒が使用するiPadを管理するためのツールとして、クラスのiPadに自動的に接続します。アプリをリモートで開いたり、ウェブサイトを起動したり、書籍にアクセスしたりできるほか、教師は生徒の画面をリモートで監視したり、生徒の注意を集中させるためにすべてのデバイスをロックしたりすることも可能です。
Classroom を使用すると、教師は授業中に生徒の画面を確認して生徒の集中力を維持できるようにしたり、共有 iPad を特定の生徒に割り当てたり、生徒のパスワードをリセットしたりすることができます。
この2つのアプリを使うことで、教師は授業の成果のスナップショットを入手し、個々の生徒のあらゆるアクティビティの進捗状況を確認できます。Appleは、生徒が使用するアカウントを管理し、生徒の進捗状況を共有するタイミングを決定できるように、通常のプライバシーとセキュリティ機能も搭載しています。
Appleは、iPad版と同じ機能を備えたMac版Classroomをリリースする予定です。現在、Appleの教育機関および企業顧客向けのAppleSeed for ITプログラムを通じてベータ版が提供されています。