ヒュンダイ撤退後、日産は「アップルカー」への関心を示唆

ヒュンダイ撤退後、日産は「アップルカー」への関心を示唆

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日本の自動車メーカー日産は火曜日、テクノロジーが業界に浸透する中で機敏さを保つ必要があるとして、いわゆる「アップルカー」の生産でアップルと提携することに興味があると示唆した。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道によると、四半期決算の電話会議で、日産自動車のCEOである内田誠氏は、ヒュンダイがもはやこのテクノロジー大手のアップルの車の製造に関する交渉を終えたことを受けて、アップルとの潜在的な提携に関する質問に答えた。

テクノロジーが自動車業界を変革する中、「新たな取り組み」と「豊富な知識と経験を持つ企業とのパートナーシップと協業」が必要だと内田氏は述べた。協議が進行中であることは確認できないものの、今回の回答は、他の大手自動車メーカーが断ったと報じられているプロジェクトへの協力意欲を示している。

日産は現在、リーフで世界で最も人気のある量産電気自動車を販売しており、IMxコンセプトに基づくクロスオーバーでそのリードをさらに拡大する準備を整えている。

内田氏の発言は、アップルが複数の日本の自動車メーカーと生産・供給契約をめぐって協議中との報道が出てから1週間も経たないうちに出された。少なくとも6社が活発な交渉を行っているとされている。

ホンダとマツダはコメントできないと述べ、三菱はアップルが日本の自動車メーカーと提携しているという主張は誤りだと主張した。日産はコメントを控えた。

株式アナリストの加藤未生氏によると、日産は米国での余剰生産能力のおかげで「アップルと真剣に協議する可能性が最も高い候補」だという。

「アップルカー」の噂はここ数週間で加速しており、1月に米国と韓国でヒュンダイとの協議が進んでいるとの報道がありました。韓国の自動車メーカーは当初、この車の生産について協議中であることを認めていましたが、その後、その発言を撤回しました。

ヒュンダイの広報上の失策が、取引プロセスの決裂の一因となったと報じられている。同社は月曜日に規制当局に提出した書類の中で、「自動運転車の開発についてアップルと協議していない」としながらも、同社のEVプラットフォームへの関心の高さを指摘した。