マイキー・キャンベル
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スマートデータは、同地域で事業を行っていないにもかかわらず、月曜日にカリフォルニア州北部地方裁判所にアップル社を正式に告訴し、カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社が「Zukero」と呼ばれる「ワイヤレスコンピューティング技術」の特許を侵害したと主張した。
スイス企業の「モジュラーコンピュータ」特許(米国特許番号7,158,757)は2001年に出願され、2007年にAppleがApple TVを発表する1週間前に発行されたが、この特許は3つの独立した要素、すなわち、データを保存しプログラムを実行できる「ポケットサイズ」の中央ユニット、リモートネットワークとの通信用インターフェースを保持するワイヤレス接続の第2のデータ入力デバイス、そしてテレビ画面である第3の要素から構成される無線システムについて述べている。
同社のウェブサイトによれば、同社は2008年時点で米国、中国、欧州でZukeroの特許を取得している。
SmartData は、2004 年 7 月に特許申請に関して Apple 社に連絡し、2006 年半ばまでライセンス契約の可能性について交渉していたと伝えられており、Apple 社が故意に発明を侵害したと申し立てている。
アップルはスイスの企業との連絡を停止し、2006年と2007年に行われた2度のライセンス供与の申し出に応じなかったとされている。
SmartData の Zukero「モジュラー コンピュータ」特許の図解。| 出典: SmartData
訴状では、アップルは、被告製品が開発され発売されたとき、「757特許を明確に知っていた」と主張されている。
この訴訟で、スマートデータは損害賠償、侵害製品の永久禁止、そして裁判を求めている。
この小さなテクノロジー企業はデバイスの製造を営んでいるわけではなく、現在、同社の唯一の製品と思われるZukeroの特許を売り込んでいる研究開発会社である。