サム・オリバー
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マイクロソフト最高執行責任者(COO)のケビン・ターナー氏は、今週開催された同社のワールドワイド・パートナー・カンファレンスで基調講演を行い、コンシューマー・レポート誌のiPhone 4に関する見解の変化を受けて、今週メディアの注目を集めているiPhone 4のアンテナ問題についてコメントした。このコメントは、Computerworldのグレッグ・カイザー氏が水曜日に報じた。
「iPhone 4は彼らにとってVistaになるかもしれないが、私はそれで構わない」とターナー氏は語ったと伝えられている。
これに先立ち、彼はAppleを批判し、マルチタッチ対応のWindows Phone 7が今年後半にモバイルデバイス向けに発売されれば、「ユーザーは電話をかける際に、どのように持つかを気にする必要がなくなる」と述べた。また、Microsoftの次期モバイルOSとAppleが受けている悪評は、Microsoftが依然として携帯電話市場で大きな影響力を持ち得ることの証左だとも述べた。
「我々はゲームに戻ってきた」とターナーは語ったと報じられている。「そして、このゲームはまだ終わっていない」
ターナー氏が公の場でアップルを軽蔑する発言をしたのは、今週のイベントが初めてではない。昨年、彼はアップルの「ラップトップハンター」広告に関して、マイクロソフトがアップルの法務部門から電話を受けたことを自慢した。報道によると、アップルは広告でMacBook Proの価格が時代遅れで高すぎると苦情を訴えたという。その後、マイクロソフトはひそかに広告を変更した。
iPhone 4を揶揄したのはマイクロソフトだけではない。今月初め、ベライゾンはニューヨーク・タイムズ紙にモトローラの新型スマートフォン「Droid X」の全面広告を掲載した。「最も重要なのは、ダブルアンテナ設計だ」と広告には書かれていた。「どんな持ち方でも、どんな場所でもクリアな通話が可能。あなたには声がある。そして、あなたの声は届けられるべきだ。」