ニール・ヒューズ
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投資会社ジェフリーズは、2012年に同社がテレビを発売すると誤って予想したことを受けて3月にアップル株の目標価格を引き下げたが、再びiPhoneメーカーのアップル株に強気な見方を示し、月曜日に投資家に買いを勧めた。
ジェフリーズのアナリスト、ピーター・ミセック氏が2012年にCNBCに出演。
AP通信によると、アナリストのピーター・ミセック氏はAAPL株の目標株価を600ドルと設定した。また、同社の投資判断も「ホールド」から「買い」に引き上げられた。
ミセック氏は、部品価格設定に関してより寛容になったと報じられているサプライヤーと話し合った結果、アップルの見通しについてより楽観的になったと述べた。
同アナリストは3月にもサプライチェーンのチェックを理由に挙げ、アップルの目標株価を500ドルから420ドルに引き下げた。当時、同アナリストは2012年のiPhone 5発売以降、アップルの将来性について悲観的な見方を示すアナリストの波に加わっていた。
ミセック氏は今年2月にも、Appleが3月にApple TVセットトップボックス関連の製品イベントを計画しているという「チャンネルチェック」を引用し、批判を浴びた。しかし、信頼できるAppleコメンテーターであるThe Loopのジム・ダルリンプル氏がすぐにこの主張を否定し、そのようなイベントは開催されなかった。
同じアナリストは2012年3月、Appleが2012年後半の製品発売に備えて、同年5月か6月に本格的なテレビの生産を開始する準備を進めていると主張した。この予測も不正確であることが判明した。
そして2011年後半、ミセック氏はアップルが2012年半ばにシャープ製のTFT-LCDパネルを搭載したテレビを発売すると予想していると述べたが、これもまた的外れの予測だった。
しかし、ミセック氏は依然として噂話の世界に留まっており、月曜日にはAppleの次世代端末(同氏は「iPhone 6」と呼ぶ)は、より大型の4.8インチディスプレイを搭載すると予想していると述べた。彼は今年2月にも同じ予測をしている。
アップルは昨年発売したiPhone 5から主力機種のディスプレイを、以前のモデルに搭載されていた3.5インチから4インチに拡大した。