AppleInsiderスタッフ
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オンデマンド輸送業者のUberは物流分野への進出の一環として、Appleと製品の即日配達サービスの提供について協議していたと報じられたが、iPhoneメーカーであるAppleは最終的に新興企業のPostmatesを選んだ。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、情報筋によると、Uberは既存のオンデマンド車両群を通じてApple Storeへの即日配達を提供する協議を行っているという。
社内ではUberEverythingと呼ばれているこのプロジェクトは、約20万人のアクティブドライバーを擁しているにもかかわらず、急成長するオンデマンド配送市場に未だに足場を築けていない。1年前にサービスを開始して以来、Uberの配送サービスはわずか6件の提携契約しか締結していない。オンライン小売業者のGilt Groupeは、UberEverythingが期待に応えられなかった理由の一つとして、高額商品の保険加入ができなかったことを挙げている。
同紙はウーバーとアップルの協議が決裂した理由については触れていないが、同交通会社は複数の都市でサービスを提供するための協議を行っていたとされている。
Appleはというと、米国全土での即日配達サービスを扱うために、最終的に新興企業のPostmatesを選んだ。19ドルのオプションは5月にApple StoreのiOSアプリに登場し、その後オンラインのApple Storeにも拡大された。
ポストメイツのアップル向け宅配サービスは、利用可能な地域では、速達オプションよりも2ドル割増しで提供され、通常は購入後4時間以内に荷物が届く。