マルコム・オーウェン
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MacStadium は、あらゆるデバイスのユーザーに仮想化された macOS デスクトップへのアクセスを提供するエンタープライズ グレードのリモート デスクトップ サービス、Orka Workspace をリリースしました。
2022年のJamf Nationユーザーカンファレンスで発表されたMacStadiumのOrka Workspaceは、ビジネスおよびエンタープライズユーザー向けのクラウドホスト型macOS DaaS(DaaS)です。Orka Workspaceは、単にMacデスクトップを提供するだけでなく、高性能で安全なデスクトップアクセスを提供すると主張しています。
Orka Workspaceは、クライアントに代わって、ユーザーのmacOSコンピューティング環境への接続と管理を担います。企業内のチームがmacOSの仮想化や物理ハードウェアの提供、そしてリモートアクセスするユーザーへの対応を行う代わりに、MacStadiumの新しいサービスは、クラウドベースのソリューションでそれらの業務を置き換えることを目指しています。
成長中の企業にとって、MacStadiumがインフラストラクチャを管理するため、稼働中のMacデスクトップの可用性を拡張することも可能です。また、特にリモートワークやハードウェアが大きく異なる環境において、同じクラウドベースの環境に接続することで、複数のOSとハードウェアを混在させることも可能になります。
このシステムは専用のM1 Mac miniを採用し、最新のmacOSイメージを使用してワークスペースが作成されます。非永続デスクトップは永続バージョンよりも高速で安全であり、HTML5をサポートする最新のブラウザからアクセスできるほか、シングルサインオンシステムとクラウドストレージもサポートされています。
「Orka Workspace の導入は、Mac 環境で作業するプロフェッショナルにとってまさにパラダイムシフトであり、組織はユーザーのワークスペースを、場所やデバイスを問わず簡単かつ安全に管理できるようになります」と、MacStadium の SVP 兼 CTO である Chris Chapman 氏は述べています。