Final Cut Studio 3にMotionとSoundtrackのメジャーアップグレードがバンドル

Final Cut Studio 3にMotionとSoundtrackのメジャーアップグレードがバンドル

サム・オリバーのプロフィール写真サム・オリバー

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Apple の Final Cut Studio プロ向けビデオおよびオーディオ制作スイートの 3 回目のメジャー リリースでは、個々のコンポーネント アプリケーションの進化に関しては賛否両論が予想され、その半分は新リリースとして宣伝される一方、残りの半分はより控えめなアップグレードとなる見込みです。

詳細はまだ限られているものの、Appleのソフトウェア計画について基本的な情報を持つ関係者によると、このスイートではFinal Cut Pro(v7.0)、Motion(v4.0)、Soundtrack Pro(v3.0)のメジャーバージョンアップが提供されるとのことです。残りのアプリケーションアップグレードはポイントリリースで提供され、Color(v1.5)、Compressor(v3.5)、DVD Studio Pro(v4.2.2)が含まれると報じられています。

したがって、Final Cut Studio 3.0 コンポーネント アプリの完全な内訳と一般的な説明は次のとおりです。

Final Cut Pro 7.0: DV、SD、HD、フィルムのリアルタイム編集用。

Motion 4.0:リアルタイムのモーション グラフィックスとアニメーション デザイン向け。

Soundtrack Pro 3.0:高度なオーディオポストプロダクションとサウンドデザイン向け。

Color 1.5:リアルタイムのプロフェッショナルなカラーグレーディング。

Compressor 3.5:さまざまな形式での出力による高性能エンコード。

DVD Studio Pro 4.2.2: DVD のプロフェッショナルなオーサリング、エンコード、書き込み用。

興味深いのは、DVD Studio Pro 4.2.2が約2年ぶりのDVDオーサリングアプリケーションのアップグレードとなるにもかかわらず、新機能は追加されないことです。このソフトウェアは、Appleがオンライン配信を推進する中でiLife '09のリリースと同時に放置された、コンシューマー市場向けの類似製品であるiDVDと同じ道を辿るように見えます。

Final Cut Studio 3.0は現在、コードネーム「Sideways」の下、2.8GBのディスクイメージ形式でベータテスト中です。Color 1.5やMotion 4.0など、一部のコンポーネントアプリケーションは、Appleのプロフェッショナル向けビデオ編集パートナー企業に数ヶ月前から提供されており、Mac OS X 10.6 Snow Leopardのベータ版上で動作させた際のソフトウェア評価に利用されていました。

完成したスイートは、Final Cut Server コードネーム Dingo のアップデートとともに、Snow Leopard のリリースに続いて、今夏後半または今秋初めにリリースされる予定だと考えられています。