ウィリアム・ギャラガー
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ウォーレン・バフェット [バークシャー・ハサウェイ]
オマハの賢者は、大手テクノロジー企業からの小さな離脱の一環として、アップル株の保有を減らすことに決めたようだ。
バフェット氏が初めてアップルに投資したのは2016年のことでしたが、その後投資額は増加の一途を辿り、2017年には保有株数を4倍近くにまで増やしました。2022年までに、彼のバークシャー・ハサウェイはアップル株の保有ですでに1000億ドル以上の利益を上げていると報じられています。
しかし、フィナンシャル・タイムズによると、バフェット氏の会社は2023年の最後の3か月間に1,000万株のアップル株を売却した。これは同社が保有するアップル株総数の約1.1%に相当する。
同時に、バフェット氏はHP株の保有を減らした。バークシャー・ハサウェイは売却益でオキシデンタル・ペトロリアムとシェブロンの保有株を増やした。
これにより、バフェット氏の会社はApple株全体の5.9%を保有することとなり、フィナンシャル・タイムズ紙によると、この保有額は2023年末時点で1740億ドル相当となる。2022年には、バフェット氏はバークシャー・ハサウェイがApple株の購入に310億ドル強を費やしたことを明らかにした。
2023年第3四半期の売却は、バークシャー・ハサウェイが保有株を減らした初めてのケースではない。同社は2020年第3四半期に3,600万株を売却し、その後、2020年第4四半期には保有株の約6%を売却した。
しかし、フィナンシャル・タイムズの新たな報道では、バフェット氏が2021年に最近のアップル株の売却は「おそらく間違いだった」と発言していたことも引用されている。
「オマハの賢者」としても知られるバフェット氏は、iPhoneを「並外れた製品」と評しています。バフェット氏は、iPhoneはユーザーにとって非常に重要な製品であり、「もし2台目の車かiPhoneを諦めなければならないなら、2台目の車を諦めるだろう」と述べています。
バフェット氏の株主への年次書簡は2月24日に発表される予定。