ウィリアム・ギャラガー
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iPhoneでタップして支払う
iPhone 向け「Tap to Pay」のゆっくりとした展開は続いており、Apple はさらにヨーロッパの 8 か国で利用可能になると発表しました。
iPhoneの「Tap to Pay」は、Zettleのような別のカードリーダーを必要とせず、iPhoneユーザー同士がお互いのiPhoneだけで支払いができる機能です。主に中小企業ユーザー向けに開発され、2022年5月に米国でリリースされました。
その後、2023年にイギリスとフランス、2024年5月に日本、そして2024年10月にはさらに5カ国で利用可能になりました。そして今回、Appleは本日から以下の8カ国でこの機能が利用可能になると発表しました。
- ベルギー
- クロアチア
- キプロス
- デンマーク
- ギリシャ
- アイスランド
- ルクセンブルク
- マルタ
iPhoneの「Tap to Pay」機能を利用するには、各国の決済プラットフォームの参加が必要です。Appleの発表では、Stripe、Adyen、Worldlineなど17のプラットフォームが挙げられています。
Appleによると、iPhoneのTap to Payは、American Express、Discover、Mastercard、Visaなどの主要ベンダーの非接触型クレジットカードとデビットカードでこれらの国で利用可能とのことです。ベルギーでは、AxeptaおよびVivaプラットフォームでBancontactが利用可能で、デンマークではNexiおよびSurfboard PaymentsでDankortが利用可能です。
「デジタルウォレットやクレジットカードでタップして支払う消費者がますます増えている」と、AppleのApple PayおよびApple Wallet担当副社長、ジェニファー・ベイリー氏は、2022年の米国での発表時に述べた。「iPhoneのTap to Payは、iPhoneのパワー、セキュリティ、利便性を活用し、非接触型決済を安全かつプライバシーを守りながら簡単に受け入れ、新しいチェックアウト体験を実現する方法を企業に提供するだろう。」
最近、Intuit QuickBooksは米国でiPhone向け「Tap to Pay」のサポートを開始しました。これは、中小企業が対面での支払いを受け付けるだけでなく、その詳細をQuickBooksに記録できるようにすることを目的としています。