YouTuberがBlenderとUnreal Engine 5を使ってApple TV+の「Silo」を制作

YouTuberがBlenderとUnreal Engine 5を使ってApple TV+の「Silo」を制作

アンドリュー・オールのプロフィール写真アンドリュー・オール

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サイロを再現したアーティスト

YouTube 動画では、バンカーの大部分を 3D エンジンで再現し、Apple TV+ シリーズ「Silo」の建築を垣間見ることができます。

Eekseyeによるこの動画は、人気のオープンソース3DコンピュータグラフィックスプログラムであるBlenderの仮想空間内で始まります。サイロの中央階段など、様々な要素がモデリングされています。

それぞれのパーツは、 Siloシリーズの独特な美的感覚に合うよう、丁寧に製作されました。基本モデルが完成したら、次は奥行きと​​リアリティを与える作業に移りました。

3Dモデルに様々なテクスチャやマテリアルを適用することで、リアルな質感を実現しています。テクスチャの選択はランダムではなく、 Siloシリーズのエッセンスを捉えるために厳選されています。

アセットのテクスチャ化と準備が完了すると、アセットは Unreal Engine 5 の世界に転送されます。

照明と特殊効果を加えることで、雰囲気がさらに高まり、魅惑的で没入感のあるデジタル空間が生まれます。動画の最後には、最終的な環境のショーケースを見ることができます。これは、クールなApple TV+シリーズを再現する素晴らしい方法と言えるでしょう。

作成者は Reddit と Twitter で発表しましたが、ダウンロードできる環境はまだ用意されていません。

@AppleTVさん、今作ってる作品を見てね!)
Unreal Engineで作った#Silo のロケーションの初テストレンダリング。
素晴らしい番組だった!最終回が待ちきれない!#b3d #ue5 #unrealengine #devlog pic.twitter.com/E3SA50zvXT

— イークスアイ (@eekseye) 2023年6月23日

Apple TV+で配信中の『サイロ』は、地球に残された最後の1万人の生活を描いています。彼らは地下1マイル(約1.6キロメートル)の地下シェルター「サイロ」に住み、外部環境から隔離されています。

しかし、コミュニティの保安官が重大な法律に違反し、死者が出る事件が起こると、エンジニアのジュリエットは彼らの住居に関する驚くべき事実を発見する。