ガラスの傷により、Appleはスライド式iPhone 4ケースの販売を停止

アップルは、ガラスに傷がついたり割れたりする問題をユーザーが経験したため、iPhone 4用のスライド式ケースの小売店での販売を一時停止したと報じられている。

業界筋はCult of Macに対し、前面と背面がガラス製のAppleの最新端末に、こびり付いた汚れが傷やひび割れの原因になっていると語った。少なくとも6社のケースメーカーが「Made for iPhone」認証を受けているにもかかわらず、Appleの禁止措置の影響を受けているとのことだ。

「Appleは秘密のケース試験施設で、iPhone 4のケースを一つ一つ丁寧に評価している」と報道は伝えている。「ホリデーシーズン前に承認されるものもあるかもしれない。文字通りケースバイケースだ（しゃれだ）。」と情報筋は語った。

iPhone 4のスライド式ケースは禁止されたようですが、Appleは旧モデルのiPhone向けに同様のカバーを今でも販売しています。前世代のiPhone 3GSは、背面がプラスチックで曲面になっていました。

ケース販売停止の疑いは、Apple直営店での在庫に依存しているメーカーに多大な影響を与えるとされている。作家のリアンダー・カーニー氏はまた、ケースメーカーが金型製作に少なくとも25万ドルを費やしていることを明らかにした。

先月、ある報道によると、AppleはiPhone 4に傷やひび割れの原因となっているサードパーティ製のケースを調査しているという。gdgtのライアン・ブロック氏は、iPhoneエンジニアリングチームは「グラスゲート」と名付けた問題の解決に取り組んでいるため、「静かに封鎖」されていると述べた。

スライド式ケースは、携帯電話とケースの間に物質を挟み込むことで損傷を引き起こし、最終的にはiPhone 4の背面ガラスに傷やひび割れ、さらには亀裂が生じる可能性があると言われていた。また、Appleはこの問題を調査するための研究所と新しいテストプログラムを立ち上げたとも主張されていた。